大田区はオリパラの学校観戦を中止します

7月5日(月)、大田区教育委員会は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の「学校連携観戦プログラム」に、大田区立小・中学校の児童・生徒が参加しないことを決定をしました。区ホームページにも掲載され、大田区立小・中学校にお子さんが在籍しているご家庭にはプリントが配布されました(わが家も子どもが持ち帰ってきました)。
https://www.city.ota.tokyo.jp/kyouiku/topics/tokyo2020-taiou_20210706.html

オリンピック・パラリンピック教育の仕上げとして、児童・生徒がいずれか一つの競技を観戦するものでした。

もともと熱中症対策の課題がいわれていましたが、新型コロナウイルス感染症対策、ことに感染力の強い変異株(デルタ株)への対策が課題となり、児童・生徒の安全を第一に考えて、中止の決定が出ました。

私も、保護者や学校関係者から心配のご意見やお問い合わせをいただき、また、中止を決めた都内他自治体の状況などを踏まえ、教育委員会事務局に適切な判断をするよう求めてきました。

大田区議会の新型コロナウイルス感染症対策本部会議でも、各会派の意見をとりまとめ、6月29日(火)に「子どもたちの安全性が十分に確保できない場合は、中止を含め冷静かつ適切な判断」を大田区教育委員会に求めていました。

私は、3月の予算特別委員会でも取り上げましたが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会がどうなるにせよ、これまで区立小・中学校で取り組んできたオリパラ教育を通じた、国際理解や共生社会の取り組みは、レガシーとなるよう努めてほしいと思います。

大田区議会議員 庄嶋たかひろ

2019年4月、大田区議会議員に初当選。地域コンサルタント、ファシリテーターの職能、 PTA会長、NPO理事などの地域活動経験を生かして議員活動中。

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