ハザードマップ風水害編を全戸配布、ご確認を
大田区では、令和2年度当初予算で計上していた「ハザードマップなどの全戸配布」を、この8月に進めています。全世帯、事業所にポスティングで配布しています。
私の事務所にも、早速、8月4日に投函されました。チャック付きのビニール袋に、下記の7点が入っていました。
1 おおた区報「防災特集号」
2 大田区ハザードマップ震災編:平成31年4月改訂
3 大田区ハザードマップ風水害編:令和2年4月改訂
4 わが家の防災チェックBOOK:令和元年9月改訂
5 「障害のある方・介助が必要な高齢の方へ」のお知らせ
6 防災行政無線電話応答サービスマグネット
7 防災危機管理課事業案内のお知らせ
台風シーズンに入っている8月時点で、特にご確認いただきたいのは「ハザードマップ風水害編」です。
今年は、梅雨時から全国で水害が多発しましたが、大田区では昨年の台風19号で、田園調布4・5丁目が浸水被害を受けました。また、震災時の避難所と異なり、水害時の避難場所になっていない小・中学校があったことから、混乱が生じました。
そのような反省を踏まえて、「ハザードマップ風水害編」が今年4月に改訂され、このたび全戸配布されている中に含まれています。ぜひ内容をご確認ください。
見るべきポイント①は、自宅の「浸水の深さ」の想定。「多摩川の氾濫」「高潮の被害」「中小河川等の氾濫」の3パターンがありますので、それぞれ確認してください。
見るべきポイント②は、自宅が危ない場合の「避難先」。避難場所は小・中学校等です(1階が浸水する想定の地域では2階以上を使うなど、学校等によって「使用条件」が異なります)。
ただし、自宅に「浸水の深さ」の想定より高い階がある場合は、「垂直避難」も選べます。また、自宅を出て避難する「水平避難」の場合も、学校等だけが避難先ではなく、親戚宅等の方が気兼ねせずよいかもしれません。
今回の改訂で、避難をシミュレーションできる「情報学習面」のコーナーが強化され、穴埋め式やフローチャートを使うものに変わっていますので、ぜひご活用ください。
といっても、説明なしにハザードマップを理解するのは難しいです。事務所をお訪ねいただければ、私の方で説明いたします。
ハザードマップ風水害編の改訂については、大田区ホームページでもご覧になれます。
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/chiiki/bousai/suigai/hazardmap.html
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